豆と野菜とスパイス学 3回〜5回(最終回)
早いもので、6月末から始まったFREEDOM UNIVERSITY 自由大学の豆と野菜とスパイス学(昼クラス) | インドのおうちごはんと発酵食 FREEDOM UNIVERSITY 自由大学の講座が終了しました。
3回、4回はほぼ先生の実演だったので、サラッと復習を兼ねて書いておきます。
第3回 スパイスと豆を使ったレシピ
キャベツのポリヤルや豆のカレー
基本的にDalを使っているので、汚れ落とし程度にサッと洗ったら20〜30分程度の浸水で使えるようです。
ただ、ウダドダールに関しては浸水なくても直ぐに使えるらしく、直接いれてました。
今回は、キャベツのポリヤルに入れてとろみをつけてました。
また、インド料理で炒めものやカレーなどを作るときは大抵、テンパリングという作業を行うとのことでした。
テンパリング:ホールスパイス(マスタードシードは絶対!)を油で熱する作業。
これにより、スパイスの香りをグッと引き出します。
始めて聞いた時は「なぜにチョコレート?」と思いましたが、全く異なるものでした。
↓コチラの方が、テンパリングについて熱く語ってくれています!!
作業の説明に戻ります。
テンパリングしたものに、水・浸水した豆を入れます。
水は熱した油に入れることになるので、くれぐれもハネて火傷しないように気をつけて下さい。
あとは、豆が適当な固さになるまで煮ていきます。
途中、水が少なくなってきたら足して下さい。
後は、適当に塩で味をつけて完成!!
気になるお味は?
基本の作り方もスパイスも味付けも同じなのには、豆が違うと味も色も変わってきます。これは面白い発見でした。
気分や料理によって使い分けたいです。
第4回 発酵
先生が持ってきたドーサ - Wikipediaを焼く実習でした。
ドーサはインドではおやつ等の軽食に食べられているみたいで、潰してスパイスを絡めたじゃがいも何かと食べることが多いみたいです。
写真は私が焼いたものです。
種の作り方
以上を、30分〜1時間程度浸水した後、粒がなくなるまでミキサーに掛けます。
- ウダドダール:200g
- 米(インディカ米):200g
- 水:400g
その後、フェネグリークを2〜3粒入れて、 これを6〜8時間置いて発酵させます。
発酵した物を焼いて完成!!
気になるお味は?
若干、発酵した香りが気になるものの面白い料理でした。
使い方は、クレープやお好み焼きの薄い生地みたいなイメージで大丈夫です。
私は残った種をいただいてきたので、実験的にチーズを乗せてみたり種にウスターソースを入れてたりしてみました。割りと美味しかったです。
特にウスターソースはお好み焼きじゃないですが、何か懐かしい感じがしました。
第5回 最終講義 これからのこと
最終回の5回目は全体の復習と、これからのことについて話し合いました。
これからの事というのは、講義とは言え、せっかく興味のあることで集まったメンバーなのでこのまま終わってしまうのは勿体無いので、何か始めてみたいよね!という感じでした。
一応、現状としてはレシピブログの様なものになるのかな?と思っています。
また、自分たちで考えたレシピや料理を振る舞えるようなイベントの告知ページなんかも作ってみようという話もでています。
で、どうなの?
全5回が終了しました。最初はスパイスの使い方を学んで美味しいカレーが作れるようになればいいなーくらいの軽い感じで申し込みました。
インドのことは深夜特急〈3〉インド・ネパール (新潮文庫) で読んだくらいの知識しかありませんでしたし、豆はもそもそしてるから、あんまりな~(汗)って感じでした。
実際、5回講義を受けてみて、豆の奥深さをしれましたし、今まで何となく使っていたスパイスのことも学べました。
インドのことは、遠い国のように思っていましたが、随分近く感じられます。
何となく最近、インド料理のお店に食べに行く機会も増えた気がします(笑)
豆やスパイスのきっかけとしては十分だったと思いますし、知ってしまった以上はもっと色々と知りたいとも思いました。
また、最終講義の繰り返しになりますが、同じものに興味のある人達に知り合えたことも大きいです。
もし、少しでも興味があるならやってみた方がいいと思います。
オススメします!!
あーあ、また欲しいレシピ本が増えてしまった(汗)