我此の歳にして悩む。カフェ学(技)開講。
最近ずっと、仕事のことを考えてます。 将来に対する不安とか言うこともあるけど、移住したら何するか?とか。
今、職業訓練校に通っていて、今月末で終わります。 就職するか?とか、cafeはどうするつもりなのか?とか、豆とカレーはどうすんだ?とか・・・・。
昨日、カフェ学がありました。 paddlerscoffeeの代表の松島さんが来て、話しをしてくださいました。
paddlerscoffeeは松島さんがいいと思うものを、集めたお店になってます。 ぼくも授業前にpaddlerscoffeeに行ってきましたが、木がベースのすごく居心地のいい空間でした。
またコーヒーも日本で唯一「Stumptown(スタンプタウン)CoffeeRoasters」のコーヒー豆を取り扱っているお店です。
松島さんは、お店を始める前に、自分の向き不向き・得意不得意・好きなこと苦手なことを聞いて回ったり、書き出したりしたそうです。 そして、向いていないこと・苦手なことに関しては人に任せるようにしているそうです。
自分で何でもやらないようにしているとのことでした。
例えば、自分は接客やイベント企画は得意だから、そういうことは自分がやるが、コーヒーを淹れることは、パートナーの方が上手いから任せているそうです。
最初は自分が代表なんだから、自分がコーヒーを入れていないのは格好が悪いと思って練習していたけど、他に美味しいコーヒーを入れられる人がいるなら、その方がお客さんの為になるんじゃないかと思ったそうです。
確かに、誰が淹れているかよりも、いつも同じクオリティで美味しいコーヒーが飲めることの方がお客さんとしても重要なはずですよね。
自分がいいモノを集めたお店というと、独りよがりなイメージになってしまいますが、全くそんなことなくて、自分の周りに関わってくれる人、来てくれるお客さんがhappyになれるように考えられたお店になっています。
なので、お店にも沢山の工夫がされていて、自分が話しを聞いていて目から鱗だったのが、敢えてフリースペースを作っているとのことでした。
まだまだ、地方には隠れた才能があって、発表する場ってなかなかないので、そういう人たちに、自分たちのスペースを使ってもらっているそうです。
カフェって情報発信の場でもあるんですよね。 よくリーフレットを置いてあるお店はあります。 そうではなくて、実際自分のお店でイベントをやるスペースを作って、呼んでしまう行動力。
ギャラリーカフェとかもありますが、何となくそういうのとは違うんですよね。
あーやって、誰かをhappyにするために、動き回れるって凄いなと思いました。
何だろうな、たぶんみんな松嶋さんみたいになりたい部分ってあるんだと思うんです。 ただ、何だかんだ出来ない理由をつけてやらないだけなんです。
ぼくも然り。
そして、最初の話し。 今だって、訓練校がそろそろ終わりそうになって、スーツを来て満員電車に揺られながら人生を浪費する毎日を選ぼうとしている。
たぶん、松島さんの得意不得意・出来ること出来ないことの中で、不得意なことの中に入る物だと自分では思っている。
ただ、その辺の感度すら今まで敢えて見ないようにしてきたせいで、確実に鈍っていることが自分でよく分かる。
家内としても、もう少し都内で働いてお金を貯めつつ技術を磨いてからの移住でもいいんじゃないのかな?とも言ってくれています。
その為の3〜5年。 自分の性格的に、入ったら移住がかなり遠のく気がします。
旅行にいければいいのか?それとも実際今住んでいるところを出るのか?
何だか、ホント最近頭の中がグチャグチャしています。
この歳で、こんなに悩むことがあるとは・・・・・。