移住計画とアプリ開発ともろもろの日記

仕事を辞めることになったので、移住計画を立てました。@OGNM

茶の本 The Book of Tea を読んでみて。

どうも@OGMです。

すっかり、間を明けてしまいました(笑)

心を失うほど"忙しい"わけでもないんですが、平日に学校に行って、 土曜日にカフェ学に通っていると、本当に時間がなくて。

更に、カフェ学で小学生以来の課題図書的なものがあったり、Javaの勉強が追いついてなかったりで、日曜もてんてこ舞いの日々を過ごしています。 (今、ここまで書いて、カフェ学のレポートを全然書いていないことに気づき、ゾッとする(汗))

そんな中で、どうにか読み切った「茶の本 The Book of Tea【日英対訳】(対訳ニッポン双書) 」について、書いておきます。




岡倉天心

まず、不勉強なぼくは、今、このブログっ書くにあたって、"岡倉天心"をwikiで調べました。

岡倉 天心(おかくら てんしん、1863年2月14日(文久2年12月26日) - 1913年(大正2年)9月2日)は、日本の思想家、文人。本名は岡倉覚三(かくぞう)。幼名は岡倉角蔵。 岡倉天心 - Wikipedia

そうか、茶人ではないんですね。 名前から勝手に茶人なんだろうな!と思って読んでいました。

通りで、中の人というより、外からの考察みたいな感じを受けたんだと合点がいきました。

感想は

まず、言葉がすごくキレイです。
この本は、見開きで右に英文、左に和文が載っています。 当然、ぼくは英語はわかりません(笑)が、日本語は丁寧に味わって何度も読みたいと思えるくらいいいです。

聞いたはところによると、この本自体が、もともと外国向けに書かれたらしく、それに和訳をつけた形らしいです。
なので、恐らくですが、英文に和訳をつけてこれだけ素晴らしいので、英文自体はもっと素晴らしいのではないかと思っています。

英語のわかる方は是非!! そして、その素晴らしさを、ぼくにも教えて下さい!!

さて、次に、読んでいて感銘を部分を挙げておきます。

「もし、おぞましい戦争の栄光が文明国の証しなら、われわれは喜んで野蛮人のままでいよう。われわれの芸術や理想に当然の敬意が払われるようになるまで、喜んで待つことにしよう」
[第1章 心の器 p22]

この文章は、前回、ブログにサラッと書き置きました。 ちょうど、安保法制で世論が騒いでいる時で、何となく気になった一文でした。

「茶室ではくり返しがあくまでも避けられる。部屋を飾るさまざまな品物は、色や意匠が重ならないように選ばなくてはならない。もし活花があれば、花の絵はかけてみならない。もし丸い釜を使うのであれば、水差しは角のあるものがよい。黒い釉薬の茶碗は黒漆の棗と同時に用いてはならない。花瓶や香炉を床の間に置く時には、それが空間を二分してしまうのを避けるため、ちょうど真ん中におかないように気をつけなくてはいけない。部屋が単調にならないように、床の間の柱には、他の柱とは違う種類の木材が使われる。」
[第4章 茶室 p112]

知らなかったです。 そこまで、徹底して繰り返しを避けていたとは。

特に、

もし活花があれば、花の絵はかけてはならないし。丸い釜を使うのであれば、水差しは角のあるものがよい。

の部分。 よくよく言われてみると、床の間に花の絵が掛けてあって、前に活花があったら違和感ありますよね。

いままで、全然気にしたことなかったです。 花とかをやる人たちは、そういうことも気にかけながら作っていくんですかね?

それに、丸い釜と角のある水差し。何で、形が異なるのにガチャガチャした印象を受けないんでしょうか?

たぶん、この部分って、日常生活でも使える部分だと思うんですが、どうもぼくが考えると、物凄く煩い感じになっちゃいます。

間とか、余白なのかな?

うーん、深い。

一度読みきったんですが、まだまだ消化出来てないところもありますし、書いていると、切りなく書けてしまうので、一度ここら辺で切っておきます。

続きはまた今度。