カフェ自由大学 第2講
今週もカフェ自由大学の講義に行ってきました。
今週は、午前午後のお昼を挟んでの2コマ続き。 凄く濃密な時間でした。
それでは、忘れないうちにまとめておきます。
第2講 カフェの歴史
んー。歴史・・・・苦手です。講義を受ける前から、少し腰が引け気味で望みました。
カフェから時代は作られる
カフェの役割は 飲食店 サードプレイス(街の縁側) *創造性の場 の3つに分けられます。
そして、今回の講義では3番目の”創造性の場”にスポットが当てられていました。
まず、紹介されたのがサンジェルマン・デ・プレ [パリ] 。
当然、ぼくは行ったことはありませんが(笑)
ところで、”カフェに行く価値”って考えたことありますか?
ぼくがカフェに入る時って、外で休憩的に入るのがいいところで、お気に入りのお店を見つけて通うとかはしたことありません。 憧れはあるんですが。
そこで、”カフェに行く価値”。
講義では、「会話・出会いの場」に価値を見出しているとのことでした。
そこにも憧れる(笑)。
カフェに行くときって1人になって考えをまとめたり、書き物や読書をしに行くイメージの方が強かったので、人に出会うためにカフェに行く。 幸せな感じですが、イメージが出来なかったです。
「そう考えると、スタバってその定義に当てはまりますかね?」
講師の先生。
たしかに、スタバで隣の席に座っている、サラリーマンに話しかけないし、マックを開いてドヤ顔でヤフーを見ている若者にもはないかけられない。
そもそも、スタバの常連って、ぼくが田舎者だからかもしれないけど、何だかブルジョアな感じしかもてなくて、創造性とか出会いとかって全くイメージ出来ない。
このカフェ講座に行くと、だんだんとスタバタンブラーを集めていた自分が、つまらない人間に思えてくる(笑)
ちなみに、ぼくが集めていたのは全国の限定タンブラーで、今は集めるのをやめてしまいました。
理由は、限定タンブラーだと思っていたものが、成田空港・羽田空港・新千歳空港などの主要空港に入っているスターバックスでは、大抵の都市のタンブラーが手に入ることを知ってしまったため。
話しを戻して、歴史のお話。
カフェの発祥やフランス革命がここから始まったとされるカフェ。
マネやモネ、ルノワールなどが集ったとされるカフェ。
ピカソやアンドレサルモンが集ったとされるカフェ。
時代はカフェで作られていたことが分かる。
売れる前の画家や作家が集える所としては、格好の場だったということだろう。
そして、カフェでは1杯のコーヒーを頼むというルールさえ守れは、平等・対等な関係が築け、会話や議論に参加できる。
つまり、創作活動なんかをしている人たちにとっては、コーヒー代(200円〜400円)を払えば学校に行くよりも、よほど刺激的な時間を過ごしていたのではないかと思う訳です。
あとは主人の懐の深さ。
それもこれも、人に集うんじゃなかろうか?と。
スゲーなカフェ。
インターネットが、これだけ発達して遠くの人や直接会ったことがない人たちでも近くに感じられるこの現代で、カフェだからこそ会える人やカフェだからこそ生まれる思いがあるのかと思うと、原点回帰のような感じになるけれど、カフェこそが未来を創るキーワードになるんじゃないのか?とさえ思えます。
そんなこんなで、午前中の授業、カフェの歴史。 まとまらないけど、ぼくが持っている現代の“お洒落な”とか“カワイイ”と形容詞のつくカフェのイメージとは若干異なるものでした。
こんなカフェならぼくも常連にになりたいし、作ってみたいとも思うほどでした。
歴史というか美術というか、社会というか…とにかく不勉強、知らない事が多過ぎて恥ずかしくなるくらい。
でも、歴史を聞いてみて、ただのコーヒー好きなオジサンが少し賢くなった気になりました。
あー、勉強しよう!!
午後の第3講は近日中にまとめます!!